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zoom RSS <嘘>妖怪図鑑。

<<   作成日時 : 2006/09/24 03:16   >>

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 木曜提出のイラストレーションの課題が、クラス内の学生が1つずつ書いた任意の文字列から3つを選び、音感に合わせてキャラクターを作り、設定も考えてキャラクター図鑑風にB5で仕上げるというものでした。
 出来がちょっと気に入ったので掲載します。嘘設定が全力投球です。




画像<テテロ>
 落穂拾いをしない田畑や、片付けの行き届かない米倉などに現われ、「てての、ははの、くろうてたらぬ (一)」と言って米を拾う妖怪。米を拾って口に入れることは出来るが、体がないため食べることができず、そのまま落としてしまう。そのため、いつも腹を減らしているという。飢饉のときに人を騙し食べ物を奪った者の末路とも言われる。
 名前の由来は、その姿から来る手手口(ててくち)だとも、鳴き声の「てての」だとも言われているが、はっきりしない。
 東北では、テテロが多い年は大過があると言われ、「オテテロシズメ」という祭りが行われる。また、新潟の一部地方では、テテロを見たら「テテロエテテロエなが倉帰れ、なが倉なければ地獄へ帰れ 倉にクラベヤ (二) 極楽浄土」と唱えよと伝えられている。
 テテロの姿が「喉から手が出るほど」の語源という説もある。
          (一) 「父の(米も)母の(米も)食べて、まだ足りない」の意か。
          (二) 「比べや」とも「倉部屋」とも。







画像
<シズリ>
 夜中に石を引きずって畑を歩き、作物を傷める妖怪。傘を被り、手は異様に長く爛々と光る目をしていると言われている。「石擦り(イシズリ)」が転じて「シズリ」となった。
 中部の一部地方では、作物が天災でだめになることを「シズリが出る」という。
 その他の生態などは不明だが、唯一長野県北部の高白寺には「シズリの手」と言われる手のミイラが保管されている。








画像<アジャラカモクレン>
 「戯木蓮」と書く。堕落した尼僧の姿とも、出家に失敗し発狂した遊女の姿とも言われる。山中に現れ、色香で男を惑わす妖怪。特に修行僧の前に好んで現れるとされている。
 民俗学者・山田元輔(1882〜1930)は、著書「あやかしの発祥と伝播」の中で、今昔物語の一話「舞茸」が世に広まる過程で、舞い踊る尼僧が妖怪として語られるようになったのではないかと指摘している。また山田は、本来は「戯(あじゃら)か目連(もくれん)」と呼ばれていたものが、目連(釈迦十大弟子の一人)をはばかり花の名で記すようになったのではないかとも述べている。

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